おうちでできる優しい易しい均整法
まずは飲み物チェックしてみよう!
まず、食べ物が偏食になっていないか、こっそりと良ーくとお子さんを観察してみてください。あくまでこっそりです。
意外に見過ごせないのが無果汁のジュース類、ココア、ミルクティー類、炭酸飲料類。お店に行かなくてもお外で自動販売機で気軽に買えます。子供たちも大人もみんなだーいすきですよね。あまり細かい事は気にしなくてもよいのですが、うちでしっかりたべさせているから、うちでは麦茶かお水しか飲んでいないから、とお母さんは思っていても、お子さんはおうちでは食べていないはずのものを食べていたり飲んでいたり、中学生にもなると自分のお小遣いで好きなものばかり食べていてこっそりゴミ箱にすててあったり、特にあまーい飲料はからだにすーっと入ってしまい、ペットボトルでお外で飲んだり食べていたりしているかもしれません。
大人ですと体の大きさと、体重が重いので大したことはないと思ってしまいますが、小さな体でその糖の量は本当に必要でしょうか?
甘味料の入っている飲料は簡単にカルシウムを奪いたがるので簡単にイライラの原因となります。なぜかというと、糖類、砂糖そのものが骨を溶かすということはないのですが、よく飲料に入っているのブドウ糖液などの単糖類(合成の甘味料〖ゼロカロリー〗の摂取はまた別の理由で注意!した方が良いです)は糖がもともと細かいので、簡単に腸から吸収されやすくイッキに大量に体に入ってきます。
糖類といえば、でんぷんやセルロースなども含まれますがこれらの多糖類といわれる分子の大きいものは小腸まできて分解されるときにやっと!ブドウ糖になるのでダイエットに向いています。それに対してブドウ糖液はもともと小さい分子で入ってくるので大量に効率よく吸収されてしまうか、もうわかっちゃいましたね!
そしてこの大量の入ってきたブドウ糖を分解、代謝といってさらに細かくC(炭素),H(水素),O(酸素) に分解していくときに大量にカルシウムが必要となってくるわけです。さらにビタミンもたくさん必要になります。そのため、日常的に飲んでいるとどんどん奪われていきます。はじめは血液にふくまれるカルシウムから使用されますが、本当に足りなくなってくると今度は骨から調達しようとする命令が出て、副甲状腺ホルモン(PTH)という、やや悪乗りするホルモンがでてきて骨からカルシウムを奪うだけでなく腎臓やほかの臓器にもついでに指令を出している可能性があります。
またリン酸の濃度も見張っておりあの砂糖入り炭酸飲料はリン酸が多いので腎臓に指令を出してリン酸を尿に排出させるようにしています。ほんとに、ちなみになのですが、筆者は大学院時代はこのPTHを用いてとオステオポンティン(赤ちゃんが元気に過ごすために重要な成分)の働きについての研究論文で博士号取りました。とても懐かしいです、それはさておき、
このPTHのおかげで血中のバランスを保てるのでありますが、PTHのせいで骨から奪い取った態度の悪い?余計なカルシウムを細胞のなかに引き込んでしまい、認知症や高血圧、糖尿病、がん、アレルギー、老化の原因になる説を神戸大名誉教授・藤田拓男先生(カルシウムパラドックスで有名)指摘されています。
確かに、骨に含まれているカルシウムの態度や調達先など考えたことも無かったけれど、骨から溶け出したカルシウムだと脳や血管、全身の細胞で洪水のようなカルシウム過剰がおきてしまうことをカルシウムパラドックスというそうです。
新鮮なカルシウムを摂取していれば、PTHの出番はすくなくなり正常化するとのことです。カルシウムの調整に関しては実は非常に複雑な仕組みで成り立っておりまして、単純にたくさん取ればよいかというと、牛乳の飲みすぎでもかえってカルシウム減少が起きてしまうこともあるのでバランスが大切です。金属元素の働きは非常に大切で、細胞にとってみるとかなりのシグナルなのでミネラルが意外と細胞の元気度を左右しているのではないかと考えております。
実際に操法をやってみましょう!
飲み物含めた、糖の摂取に問題(じっさいにはカルシウム不足)がわかったら、今度は操法をしてみましょう。思春期に入ってしまったお子さんなど、最初は恥ずかしがったり、嫌がったり、する場合もありますが気持ち良いことがわかれば『やってちょうだい』といってくれるはずです。耳あか取りの延長と思っていただければなと思います。座っていてもできます。
イライラするのは 足りないとき ~まず栄養を~
<疲れているとき おなかがすいているとき 愛情がちょっぴり足りない>
いらいらするのは からだの衝動エネルギー溜まり
<ぼーっとしてしまって思うように体がうごかなかったり、言葉で表現できないとき>
親指と人差し指で肩から下がって三角筋の端のところ2か所を押して、硬いところにあてる。圧しておいてパット放す。痛かったら優しくおこなう。
あおむけに寝てもらいアキレス腱をやさしく動かす。動きの悪い方を多めにうごかす。ぐるぐるでも上下でも。
ぼーっとする原因に鼻炎でがつまっている、扁桃腺の肥大などが物理的にある場合は原因を取り除きましょう
アデノイドといって扁桃腺の腫れががあるお子さんは口呼吸をしている場合が多いのでエネルギーの消耗が激しいのと歯並びに問題がでますので特に注意が必要です。耳鼻咽喉科で相談をしてみてください。

おまけ 記憶力をアップしたいとき

①額のまんなか、頭髪の生え際をおや指でそーっと押す。 ここにすこし痛みがあるひとは2,3日やってみてください。
②耳たぶの後ろ側 の頭の骨の出っ張りのところ(乳様突起といいます)を下方向にさすりさげる。すり下げたらソーっと放す。
慣れてくれば右左の長さの違いがわかってきて、両方そろっていればよい状態です。
勉強であたまを使って疲れた時

足のすね真ん中と真横のあいだをらせんを描くように『の』の字を書く。膝から下のくるぶしまでの間を上から下におろす。3,4回繰り返す
みらい歯科わ心 Symlaboではこんなことをします
まずおからだの調子を伺います。
重心、前後ろ、右左、回転、を利用してと四肢と体幹のうごきをみます。
どんなたべものがお好きかお聞きします。
アンケート形式になっていますのでチェックをおねがいします。
おからだの状態がわかります。
どの、5臓6腑が影響されているのか観察し、自律神経の調整を行います。
- 吐く息で ミトコンドリアの活性化を促します
- 深呼吸というと吸うことばかりに気を取られがちですが体が緊張していたり、硬い人の場合、人間の体は吐くことに集中することで自然と吸うことはできるようになります。ゆっくりと深く吐いてみます。

- 背中まわりのお体をふれてみて まがり、ゆがみ、でこぼこをみます
- 脊椎神経は背中の皮膚表面や筋肉やにもネットワークを張り巡らせているので 優しい調整のみで反応し骨のゆがみ、ずれが元の状態に戻ろうとします。

- 筋と骨格を動かしたり おなかの調整を行います
- 東洋医学は必ずと言っていいほど切診(おなかを触れる見方)を大事にしています。肚とはおなかのことですがいろいろなことがわかります。お腹が苦手な方は別の方法があるので遠慮なくお申し出ください。

刺激を固定して終了です。背中を数か所ぽんぽんとしたり足をトントンしたりする場合もあります。
- 骨と周囲の組織の変化が定着するのにゆっくりお時間がかかります。(数十分単位)
- 運動系といって自分で動かせる筋肉、動作のものに関しては比較的早く変化が現れやすのですが、当院での施術はおもに自律神経の調整であることが多いのでかなりの時間を要します。 (24時間~72時間といわれています)とはいえ、すぐに効果を感じにくいということではなく施術の後は、リラックスできている状態となりますのですこし眠いとかんじたり、ふわっとした感じとなる方も。なるべくゆっくりした動作で気をつけてお帰りください。
- 1週間前後からだの変化の観察をお願いいたします。まれに痛みが一時的にでてきたり、別の場所での症状がでてくることもあります。均整法は静的な施術が多いのでいわゆる揉み返しは出にくいですが、からだのバランスの調整を行うため普段からだの使い方とは異なるバランスでの生活となります。そのため脳と筋肉の不均衡が起きて違和感を何となく感じることはしばしばありますが、だんだんと良いバランスが取れてくればすっきりと生活していただけるようになります。
施術後にあたり、当日のご注意
おうちにかえられたら お風呂につかるよりは当日はシャワーをおすすめいたしております。
なぜかというとお風呂で血の巡りがよくなることで、せっかく調整で変化した筋や神経がもとに戻ってしまう、全身が緩むことで施術の効果の固定も緩くなる効果があるといわれております。
前もって入浴をすませていらっしゃるのも一つの手かなとも思います。本当はそのまま寝てしまったほうが定着するのですが、そうもできませんので。

全ての施術が終わりましたら、ご自分でできる❝らくらく体操❞ ワンポイントやってみてください。
毎日できるととても良いですが疲れていたり、気持ちが向ないなどもありますのでやりたいときにいつでもできる簡単なことをちょこっと、少しずつ長く続けることが大切です。